2022.12.14

【FC会員の皆様】舞台「聖なる怪物」出演およびFC先行のご案内

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TSM_character_松田凌/町月

山川神父(板尾創路)は教誨のため週に2、3回刑務所を訪れている。
死刑囚に宗教的アプローチで被害者への反省を促し、執行までの精神の安定を図る。
敬虔な信者の真知子(石田ひかり)の娘が行方不明となり、山川は真知子の相談に乗ることになる。
この娘も幼い頃から教会に通っていたので、心配の種となり、山川は神に祈りをささげる。
山川が新たに教誨を始めることになった死刑囚・町月(松田凌)はかなり奇妙でマイペースな人間だった。
山川はいつも通り奪った命について考え、反省するように説教するが、町月は「反省?僕がするわけがないでしょう。僕は神なのだから」と言うのだ。
その日、真知子が懺悔室にやってくる。
行方のわからなくなった娘は『神』と言う人物に、オンラインゲームを通じて呼び出された形跡があったそうだ。
しかし捜査はなかなか進展しなかった。
数週間後。真知子は、娘の『神』を探すうちに、ある裁判記録をみつける。
その被告は、「自分は神だ」と言い募ち、まるでゲームの様に通行人を刺したにもかかわらず「悪人を制裁した」と、反省の弁もなかった。
真知子はこの被告が娘の行方不明にも関与しているのではないかと感じているようだった。
山川は、既に刑務所にいるその(元)被告人が、最近いなくなった娘に関与したとは信じられなかったが、その被告こそが、町月本人であった。
山川にとって、町月は到底『神』ではなかった。
偉大な存在には思えず、単なる引きこもりか、強がりの男に思えたが、それ以来、山川のまわりで、刑務所内にいる町月の予言通りの出来事が起きていく。
山川は葛藤する。もし偶然が重なったとして、それを奇跡と呼んでもいいのだろうか。町月には本当に力があるのか。信じるなら、今までの信仰に反する。
しかし、山川を根本から試すような出来事が重なっていくことで、 山川の中で神の概念が揺らぎ始める。
本物の神は、一体どこにいて、何を示しているのか。
葛藤するうちに、町月の死刑執行の日は近づいていく….。

★松田凌コメント★
今作のお話を頂いた時「何か」に吸い込まれるように、やりたいと思ったのを覚えています。
それから出演を懇願しまして、誠に有り難く実現しました。
板の上でいかなるものを体現していけるのか、全く想像がつきません。
この身と心をもって尽力し、皆様と共に探していきたいと思います。その「何か」を。

<作・演出>
甲斐さやか

<キャスト>
板尾創路  松田凌/石田ひかり 他

<日 程>
2023年3月10日(金)~3月19日(日)
<会 場>
新国立劇場 小劇場

<料 金>
S席/8,500円 バルコニー席/6,500円
※未就学児入場不可
※全席指定

こちらの記事は会員専用です。




<一般発売日>
2023年2月4日(土) 10:00~

<公式サイト>
https://thesacredmen.com
<公式Twitter>
https://twitter.com/thesacredmen